先月、50代の英会話歴1年がニュージーランドへ海外一人旅してきた話

50代男性が羊で溢れたニュージーランドの道路で旅を実感している

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先月、50代にして初めての海外一人旅をしてきた。

いつか行きたいと、ずっと夢見てたニュージーランドのクィーンズタウンという小さな街だ。

クィーンズタウンのメインストリート

1年2カ月前に英会話をはじめて、もしも一年続けることができたら一人で行こうと決めていた。

約1週間ほどの小さな街への旅行だったけれども、英会話をやってきてよかった!とこれほど実感したことはない。

学ぶことに年齢は関係なかった。年齢にあった学び方があるだけ。

毎日25分のオンライン英会話レッスンのおかげだよ。

(詳しくは、[オンライン英会話が続かない…と何度も辞めてしまった私が、1年2ヶ月たった今も毎日話せている理由]の記事で書いてます)

旅行前の葛藤

ニュージーに行くと決めてからは、英会話も旅行での会話を中心としたレッスンにしてもらい、シミュレーションを重ねてきた。

しかし、現実は教科書通りにはいかないだろうという不安は、なかなか拭い去れるものではなかった。

ホテルの人にも挨拶するのかな? ハローでいいのかな? How are you?と聞かれたらどうしよう、ネイィブはI’m fine.とか言わないらしいぞ。

そんなことばかり考えながら、出発当日を迎えたと思う。

クィーンズタウンの象徴、ゴンドラの山とワカティプ湖

いきなり税関でトラブル発生!?

インターネットがあるので、航空チケットやビザ、ホテルの手配は驚くほど簡単だった。

テレビでよく見る「ビーフ or チキン?」を経験して無事に到着したが、税関を通過するまでがちょっと大変だった。

オーストラリアのブリスベン経由でニュージーランドのクィーンズタウンへ到着したのだが、税関申告書を書いてなかったからだ。

書こうと思ったのだがペンがない。2、3本設置してあるけど、インクがない。

職員の人がペンを貸してくれたが、申告書はもちろん英語で、けっこうびっちりと裏面まで質問が書いてあって、さすがにスラスラとは書けなかった。

それを見かねて、職員の人が質問を言葉にしてくれたので、なんとか短時間で書き終えることができた。

英会話をやってなかったら、言葉すら理解できなかっただろう。

しかし、それで終わらなかった。もう自分以外の客はみんないなくなっちゃったのに。

入国審査で、おじさん一人でクィーンズタウンという小さな街にピンポイントでやってきたことを、不審に思われたようだ。

「サイトシーン」と言えばいいと思っていたのだが、そうはいかなくなった。

審査官?の言葉はだいたい聞き取れたので、落ち着いて頭の中で英語の文章を組み立てた。

若い頃にテレビで見て、ずっと来ることが夢だったこと。実現するために英会話をはじめたこと。山と湖に囲まれた安全できれいな街で、人は優しいと聞いたこと。バンジージャンプやラフティングをはじめとするアクティビティがたくさんあること。7日間ぐらいは必要だと判断したこと。

つたない英語で一生懸命に伝えた。

審査官?の人は、「ウェルカム トゥ クィーンズタウン」と言ってくれた。

街の人は本当にフレンドリー

一人旅なので旅行中はレストランよりも、コンビニやテイクアウトを利用することが多かった。

そこで感じたのは、店員さんもフレンドリーな人が多いこと。

緊張しながら、Can I have a・・って言い始めると、Of course you can.と返してきて、自然に会話へとつながっていく。

一番初めに会話したのが、ラーメンという文字に轢かれて買ったこのお店でした。

本当は注文の仕方が分かりにくかったんだけど、それをきっかけに話しやすくなる。

思えば、コンビニでファンタを買ったときや、ケンタッキーでフライドチキンを買ったときでさえ、笑顔で話しかけてくれた。

日本とは違い、ちょっとしたきっかけで、知らない人との会話が始まる。

会話、英会話って楽しいものなんだ、と改めて気づいた。

50代英会話歴1年が、海外旅行で感じたこと

思えば、一人旅というと、どこか孤独なイメージがあった。

誰にも気兼ねせず、自分のペースで動けるというメリットの裏返しで、誰とも話さずに終わってしまうんじゃないか。

それが、私のような50代の初心者には、正直一番不安だったのかもしれない。

だけど、英会話のおかげで、それは杞憂に終わった。

あの不安に押しつぶされそうだった税関でのトラブルだって、職員の人が話しかけてくれたおかげで乗り越えられた。

英語をやっていなければ、きっとただオロオロするだけで、諦めていただろう。あの時、質問を理解し、自分の思いを懸命に伝えられたことが、旅の成功体験のスタートになったのかもしれない。

旅先でちょっとした会話を交わすだけで、その土地の人の温かさや文化に触れられる。コンビニの店員さんとの短いやり取り一つでも、「私はここにいるんだ」という感覚になれた。

毎日25分のレッスンは、単に英語を学ぶだけじゃなかった。知らない世界への扉を開けるための「鍵」であり、「自信」をくれるお守りだったのだろう。

バザーが開かれてて、ここでもたくさんの人と会話できた。

50代で何かを始めるのには、確かに勇気がいる。

もう新しいことなんて覚えられない、若い人には敵わない、そう思ってしまうのが人間だ。

でも、今回の旅で痛感したこと。それは、学ぶことに、本当に年齢は関係ないということだ。むしろ、これまでの人生経験が、会話の内容を豊かにしてくれたのかもしれない。

フィッシュアンドチップスは、すごいボリュームでした。

もし今、50代で英会話を習い始めようか迷っている人がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしい。

私たちが若い頃にしたような、単語帳をひたすら覚えたり、文法書と格闘したり、シャドーイングばかりを繰り返したりする勉強法は、私たちの年代には向かないと思う。

大切なのは、毎日、生きた会話に触れること。

毎日25分のレッスンを「続ける」ことに専念すれば、会話の中で自然と単語も、文法も、発音も、すべてが身についていく。そう思って、気楽に話し続けるのがいいのかもしれない。

あの時の私のように、「一年続けたら、夢を叶える」という目標を設定するのもいいだろう。

たった25分のレッスンが、退屈な日常を新しい発見に満ちたものに変えてくれるはずだ。

そして、海外での一人旅が、孤独ではなく、人との出会いに溢れた楽しい時間になることを、身をもって保証するよ。

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