地中海の真珠、マルタ共和国で、ついにワーキングホリデー制度が2026年1月1日からスタートします!
「いつかヨーロッパで長期滞在してみたい」「英語力を伸ばしながら異文化に触れたい」と考えていた方にとって、まさに夢のような機会がやってきます。
すでに英語関係のサイトでも情報が出始めていますが、この記事では「マルタのワーホリってどんな感じ?」「どんな国なの?」といった皆さんの疑問を深掘りし、マルタでのワーホリ生活をより具体的にイメージできる情報をお届けします。
まもなくスタート!マルタ・ワーキングホリデー制度の最新情報

待ちに待ったマルタのワーキングホリデー制度は、2026年1月1日からの開始が決定しています。
現時点(2025年7月)で分かっている基本的な情報は以下の通りです。
- 開始時期: 2026年1月1日
- 対象年齢: 18歳~30歳(予定)
- 滞在期間: 最長1年間
- 渡航目的: 観光、就労、就学が可能
日本国外務省は2025年7月16日に「日・マルタ間のワーキング・ホリデー制度に関する口上書の交換を歓迎しました」と発表しており、これにより正式な制度開始が確定しました。
しかし、具体的なビザ申請条件(必要書類、申請方法、英語力の要件など)や、年間発給人数などの詳細については、現時点ではまだ発表されていません。
今後、両国政府から順次情報が公開されていく予定ですので、最新情報に常にアンテナを張っておくことが重要です。
地中海の宝石、マルタ共和国とは?~基本情報から歴史・風土まで~

ワーキングホリデー先としてマルタを選ぶなら、その国のことを深く知っておきたいですよね。
マルタは、イタリアのシチーリア島から南へ約90kmに位置する、ゴゾ島、コミノ島、マルタ島の3つの主要な島からなる小さな島国です。
マルタの基本情報
- 国名: マルタ共和国(Republic of Malta)
- 首都: ヴァレッタ
- 公用語: マルタ語、英語
- 人口: 約53万人(2023年時点)
面積は約316平方キロメートルで、これは日本の約1200分の1にあたり、東京の半分で、その小さな国の中に豊かな歴史や文化、美しい自然がぎゅっと詰まっている非常に魅力的な国だと言えるでしょう。
数千年の時が刻まれたマルタの歴史

マルタの歴史は非常に古く、紀元前5200年頃から人類が定住していたとされ、その地理的な重要性から、フェニキア人、ローマ帝国、アラブ人、ノルマン人、聖ヨハネ騎士団、ナポレオン、そしてイギリスと、様々な国の支配を受けてきました。
この多様な歴史が、マルタ独自の文化と建築、言語に大きな影響を与えています。
特に、聖ヨハネ騎士団が統治した時代(1530年~1798年)には、現在の首都ヴァレッタが築かれ、その堅固な要塞都市は今も世界遺産として残っています。
第二次世界大戦中には、地中海の要衝として激しい爆撃に耐え抜き、「勇気ある島」として英国王ジョージ6世から最高の勲章を授与されたことでも知られています。
独特なマルタの風土と文化
マルタは、ヨーロッパ、中東、アフリカの文化が融合した、非常にユニークな雰囲気を持つ国です。
- 言語
マルタ語はアラビア語をルーツに持ちながら、イタリア語や英語の影響も強く受けています。そして、英語が公用語であるため、留学やワーホリで英語力を伸ばすには最適な環境です。 - 宗教
国民の約9割がカトリック教徒で、街の至るところに美しい教会があり、宗教行事も盛んです。 - 建築
蜂蜜色の石灰岩で造られた建物が多く、中世の趣を残す路地や、カラフルなバルコニーが並ぶ風景はマルタならでは。 - 国民性
温かくフレンドリーな人が多く、困っている時には親身になって助けてくれるでしょう。
マルタでのワーホリ生活Q&A

実際にマルタで生活する上で気になる、物価、治安、気候について見ていきましょう。
マルタの物価はどれくらい?
ヨーロッパの他国と比較すると、比較的リーズナブルな傾向にあります。
ただし、食料品や外食費は日本の都市部と大差ないか、やや高いと感じることもあります。
家賃はアパートのシェアハウスであれば、月300ユーロ〜600ユーロ程度が目安になるでしょう(立地や部屋の広さによる)。
自炊を心がけ、現地のスーパーや市場を活用することで、生活費を抑えることができます。
- 例(目安):
- 水(1.5L):約0.5~1ユーロ
- 牛乳(1L):約1ユーロ
- パン(一斤):約1.5ユーロ
- バス1回券:約1.5ユーロ(冬季)、約2ユーロ(夏季)
- ランチ(カジュアルレストラン):約10~15ユーロ
※1ユーロ=約171円(2025年7月時点)
マルタの治安は良いの?
マルタは比較的治安が良い国として知られており、大きな犯罪は少ないです。
しかし、観光地や夜間の繁華街(特にセントジュリアン・パーチャビル地区など)では、スリや置き引きなどの軽犯罪が発生する可能性はあります。
貴重品の管理には十分注意し、夜の一人歩きは避けるなど、基本的な防犯意識を持つことが大切です。
マルタはどんな気候?
マルタは典型的な地中海性気候で、年間を通して温暖で晴天の日が多いのが特徴です。
- 夏(4月~10月): 非常に長く、日差しが強く乾燥しています。特に7月、8月は最高気温が30℃を超える日が続き、海水浴には最適です。
- 冬(11月~3月): 比較的穏やかで、最低気温が10℃を下回ることは稀です。雨が降ることもありますが、短時間で止むことが多く、日本の冬のように雪が降ることはありません。
年間約300日は晴れると言われており、カラッとした気持ちの良い気候の中で過ごせます。夏は紫外線対策と水分補給、冬は軽いジャケットやカーディガンで対応できるでしょう。
ワーホリ中に訪れたい!マルタのおすすめスポット&グルメ
せっかくマルタに滞在するなら、観光もグルメも満喫したいですよね。
マルタの絶景スポット&歴史探訪

- ヴァレッタ (Valletta)
首都であり、街全体が世界遺産に登録されています。聖ヨハネ大聖堂の荘厳な内部、アッパー・バラッカ・ガーデンからのグランド・ハーバーの眺めは必見です。石畳の路地を散策するだけでも絵になります。 - イムディーナ (Mdina):
「静寂の街」と呼ばれる古都で、中世の雰囲気がそのまま残されています。細い路地、歴史的な建物、そして城壁からの眺めは時間を忘れさせてくれます。 - コミノ島(ブルーラグーン)(Comino Island – Blue Lagoon)
透き通るようなエメラルドグリーンの海が広がる絶景ビーチ。シュノーケリングや海水浴に最適で、夏は特に多くの人で賑わいます。 - ゴゾ島 (Gozo Island)
マルタ島に次ぐ大きな島で、より自然豊かで素朴な雰囲気が魅力です。チタデルからの眺め、タ・ピーヌ教会など見どころが多く、日帰り旅行にもおすすめです。 - セントジュリアン&スリーマ (St. Julian’s & Sliema)
多くの語学学校やホテルが集まる観光の中心地。ショッピングモール、レストラン、カフェ、バーなどが充実しており、夜も賑やかです。
マルタならではの絶品グルメ

マルタ料理は、地中海の豊かな海の幸と、これまでの支配国の影響を受けた独自の食文化が特徴です。
- パスティッツィ (Pastizzi)
マルタの国民的スナック。リコッタチーズやえんどう豆のペーストが入ったサクサクのパイで、カフェや屋台で手軽に楽しめます。 - ウサギ肉の煮込み (Fenek)
マルタの伝統的な肉料理。ハーブやワインでじっくり煮込まれており、非常に柔らかくジューシーです。 - アリオッタ (Aljotta)
ニンニクとハーブが効いた、温かい魚介のスープ。魚介の旨味が凝縮されています。 - ランプキパイ (Lampuki Pie)
シイラ(マルタ語でLampuki)という魚を使ったパイ。旬の時期に味わえる地元の味です。 - フティーラ (Ftira)
マルタ風の平たいパンで、ツナや野菜、チーズなどを挟んだサンドイッチとしてよく食べられます。ピザのようなスタイルもあります。 - ゴゾチーズ (Gbejna)
ゴゾ島で作られるヤギの乳からできた小さなチーズ。フレッシュなものから熟成させたものまであります。
留学エージェントを活用するメリットとおすすめエージェント

ワーキングホリデーの準備は、ビザ申請、学校探し、滞在先の手配など多岐にわたります。こうした手続きをスムーズに進める上で、留学エージェントのサポートは非常に心強い味方となります。
留学エージェントに頼むメリット
- 最新情報の提供
刻々と変わるビザ情報や現地の規制について、常に最新の情報を提供してくれます。 - 手続きのサポート
ビザ申請書類の準備、語学学校への入学手続き、航空券や宿泊先の手配など、複雑な手続きを代行・サポートしてくれます。 - 安心の現地サポート
渡航後も、困りごとがあった際の相談窓口となってくれるエージェントも多く、安心してワーホリ生活を送れます。 - 費用の相談
予算に合わせたプランニングや、費用を抑えるためのアドバイスをしてくれます。
おすすめのワーホリ留学エージェント
ここでは、ワーキングホリデーのサポートに定評のあるエージェントを2社ご紹介します。
夢カナ留学 「実質0円留学」という独自のコンセプトを掲げ、費用を抑えながら海外経験を積みたい方に人気のエージェントです。
仕事探しに力を入れているので、しっかり仕事&生活を楽しみながら英語を身につけたい!という方におすすめ。
- オーダーメイドプラン: 一人ひとりの目的や希望に合わせた最適なプランを提案。
- 無料英会話レッスン: 渡航前に専属の日本人講師による無料のオンライン英会話レッスン「夢カナEnglish」を提供し、渡航後の英語環境にスムーズに適応できるようサポート。
- 日本人比率15%以下の学校: 日本人が少ない環境で英語力を伸ばしたい方には特に嬉しいポイント。
- 就労サポート: 現地での仕事探しサポートが手厚く、98%が2ヶ月以内に希望職種で就労している実績は頼もしい限りです。
- 帰国後キャリアサポート: 帰国後の就職・転職支援も行っており、海外経験を最大限に活かせるようサポートしてくれます。

StudyIn(スタディイン) 「留学を、もっと身近に」をモットーに、無料カウンセリングから帰国まで手厚いサポートを提供しているエージェントです。
もともとマルタの留学も扱っていたので、ワーホリのサポート(現地の学校探し、仕事探し)も安心して任せられます。
- 手厚いサポート体制: 専任のカウンセラーが3人体制で留学準備から現地生活までサポート。
- 幅広いサポート内容: ビザ手配、海外旅行保険、現地での銀行口座開設、宿泊先の紹介、履歴書作成、仕事探しのアドバイスなど、多岐にわたるサポートを提供。
- 無料のオンライン英会話: 提携しているオンライン英会話「レアジョブ」の無料受講特典があるため、渡航前の英語力アップに役立ちます。
- 費用を抑える工夫: 2ヶ国留学など、予算に応じた留学プランも提案してくれます。
まとめと今後の情報に期待!

2026年1月1日からのマルタワーキングホリデー制度開始は、私たちにとって大きなチャンスです。
地中海の温暖な気候、豊かな歴史、そして英語が公用語という環境は、あなたのワーホリ生活をかけがえのないものにしてくれるでしょう。
まだ詳細は発表されていませんが、これからの情報に期待を膨らませながら、マルタでの新しい挑戦に向けて準備を始めてみませんか?
最新情報は随時更新していきますので、ぜひ注目してくださいね!